FEATURED MOVIE
テレビで紹介されました
J:COM「ちばラブLeaders!」
「洗浄剤ド!真ん中」の特徴や使い方を番組内でご紹介いただきました。

「また今日もグリストラップの掃除か……」
臭い、汚い、触りたくない。そのうえ、忙しい営業を終えた後に清掃しなければならないため、グリストラップの管理に負担を感じている現場スタッフや店長の方も多いのではないでしょうか。
しかし、グリストラップは汚れを一度にまとめて落とそうとするほど、清掃に時間と労力がかかります。
汚れの種類ごとに清掃頻度を決め、正しい手順でこまめに取り除けば、1回あたりの作業負担を減らすことが可能です。
この記事では、飲食店の現場スタッフ・店長向けに、グリストラップ清掃の基本手順、清掃頻度の目安、注意点、作業を効率化する方法を分かりやすく解説します。
清掃の手順だけを覚えるよりも、食品残さ・浮上油脂・沈殿物・洗浄剤で落とせる汚れを分けて考えると、作業の優先順位を決めやすくなります。特に洗浄剤を使う場合は、使用量や温度だけでなく、保護具、換気、回収物の処理まで一連の作業として準備しておくことが大切です。
グリストラップとは、厨房排水に含まれる油脂や食品残さを分離・回収し、排水管や下水道へ流出するのを防ぐ設備です。
正式には「グリース阻集器」と呼ばれ、油脂を含む排水が発生する飲食店などでは、法令や自治体の基準に基づいて設置と適正な維持管理が求められます。
一般的なグリストラップは、複数の槽とバスケット、隔板、排水トラップなどで構成されています。
| 場所 | 主な役割 | 取り除く汚れ |
|---|---|---|
| 第1槽 | バスケットで大きなごみや食品残さを受け止める | 生ごみ・食品残さ |
| 第2槽 | 水と油脂を比重の違いによって分離する | 水面に浮いた油脂分 |
| 第3槽 | 油脂分の少ない排水を排水トラップから流す | 残った油脂分・沈殿物 |
| 各槽の底部 | 細かな食品残さや汚泥が沈殿する | 汚泥・沈殿物 |
グリストラップの形状や槽の数、部品の配置は製品によって異なります。清掃する際は、設置されている設備の取扱説明書も確認してください。
グリストラップに油脂や食品残さをためたままにすると、油脂を分離する機能が低下します。
清掃を後回しにするほど、1回の作業にかかる時間や負担も増えてしまいます。汚れをためない清掃サイクルを作ることが、作業をラクにする基本です。小さな異常のうちに対応できるよう、清掃時は「前回より油が厚いか」「流れが遅いか」も確認しておくと判断しやすくなります。
放置によるリスクをもう少し整理したい場合は、管理不足が招く指導やトラブルも合わせて確認できます。「グリストラップ清掃を怠るとどうなる?法律との関係や行政指導のリスクを解説」


グリストラップは、槽ごとに一括して清掃頻度を決めるのではなく、取り除く汚れの種類ごとに管理すると分かりやすくなります。
| 清掃する場所・汚れ | 頻度の目安 |
|---|---|
| バスケット内の生ごみ・食品残さ | 毎日 |
| 水面に浮いた油脂分 | 週1回以上 |
| 各槽の底部にたまった汚泥・沈殿物 | 月1回以上 |
| 排水トラップを含む内部全体 | 2~3か月に1回 |
ただし、揚げ物店、ラーメン店、焼肉店など、油を多く使用する業態では汚れが早くたまります。
毎日1回はグリストラップ内を確認し、油脂や沈殿物が多い場合は、目安を待たずに取り除きましょう。頻度表は出発点として使い、揚げ物やラーメンなど油を多く使う日の後は追加確認するなど、営業内容に合わせて調整します。
清掃頻度は表の数字だけで固定せず、前回より油脂層が厚い、排水の流れが遅い、臭いが強いといった変化も一緒に見て判断します。油を多く使った日だけ追加確認するなど、営業内容と汚れ方を結び付けて記録すると、無理なく頻度を前倒ししやすくなります。
必要な道具をあらかじめまとめておくと、清掃をスムーズに始められます。道具が足りないと作業中に手が止まりやすいため、回収容器、保護具、廃棄物を入れる袋まで同じ場所にそろえておきましょう。
使用する道具は厨房用とは分け、グリストラップ清掃専用として管理しましょう。
グリストラップ清掃では汚れや液はねもあるため、作業内容に合わせて手袋や保護メガネを用意しておくと安心です。
道具選びで迷う場合は、代用品で足りる範囲と専用品が必要な境界線を見ておくと判断しやすくなります。「グリストラップ掃除は100均グッズで足りる?専用品が必要になる境界線とおすすめ道具」


ここからは、一般的なグリストラップの清掃手順を順番に解説します。
清掃を始める前に換気扇を作動させ、窓や扉を開けるなどして、作業場所の換気を確保します。
フタを開ける際は、グリストラップに顔を近づけないでください。
強い腐卵臭、目や喉への刺激、頭痛、めまい、吐き気などを感じた場合は、すぐに作業を中止してその場から離れましょう。
無理に続けず、換気を強めていったん離れてください。顔を近づけて確認したり、短時間で終わらせようとして作業を急いだりすると、体調不良や転倒の原因になります。臭いが残る場合は、排水トラップや詰まりも確認対象に入れます。
フタが重い場合は、無理に一人で持ち上げず、専用のフックや補助者を用意してください。
最初に、第1槽に設置されているバスケットを清掃します。
バスケット内のごみは毎日取り除くのが基本です。ごみをためると排水が流れにくくなり、食品残さが槽内へ流れ出す原因になります。
時短のポイント:
次に、水面に浮いている油脂やスカムを取り除きます。
油脂をすくう際は、必要以上に水をかき混ぜないことがポイントです。強くかき混ぜると、水面に浮いていた油脂が排水中に広がり、回収しにくくなります。
油を多く使用する店舗では、週1回を待たず、油脂の量に応じて清掃回数を増やしてください。油脂をすくうときは水面を静かにすくう動きに絞ると、作業が散らかりにくくなります。
バスケットを通過した細かな食品残さや汚泥は、第3槽だけでなく各槽の底部に沈殿します。
汚泥や沈殿物は見た目では分かりにくいため、月1回以上を目安に底部を確認しましょう。ひしゃくをゆっくり入れ、底に当たる感触を見ながら回収すると、上から見えない沈殿物にも気づきやすくなります。
油脂と汚泥を回収したら、ブラシやヘラを使って内壁や隔板の汚れを落とします。
隔板や排水トラップを外したまま使用すると、グリストラップ本来の分離機能が低下します。清掃後は必ず元の状態に戻してください。
清掃のために外すことはありますが、向きや順番が分からなくなると分離機能が落ちる原因になります。外す前に写真を1枚残し、部品は戻す順番が分かる位置へ並べて、作業後にフタを閉める前の復旧確認まで行いましょう。
手順でつまずきやすいのは、汚れを取る作業そのものよりも、準備と復旧です。換気を回してからフタを開け、バスケットの置き場と回収容器を先に決め、隔板や排水トラップは外す前に写真を残しましょう。最後に部品の戻し忘れと道具の油膜まで確認すると、再作業を減らしやすくなります。

固まった油脂に熱湯をかけると、一時的に油が溶けて流れやすくなったように見えます。
しかし、流れた油脂が排水管内で冷えると、再び固まって詰まりの原因になる可能性があります。また、高温の排水はグリストラップ内で油脂が分離するのを妨げます。
通常の清掃では、油脂をお湯で押し流さず、ひしゃくやヘラで回収してください。
グリストラップから回収した油脂や汚泥を、シンクや排水口へ流してはいけません。
グリストラップは、油脂を下水道へ流さないための設備です。清掃によって取り除いた油脂や汚泥は、専用の容器に回収して適切に処理しましょう。回収した汚れを排水口へ戻すと、清掃した意味が薄れ、下流側の詰まりにつながる可能性があります。
隔板や排水トラップには、水の流れを調整し、油脂を分離する役割があります。
清掃のために取り外した場合は、向きや位置を確認し、必ず元に戻してください。
油を一時的に見えなくする作業ほど、後から詰まりや臭いにつながりやすくなります。熱湯で溶かして流す、回収した汚泥を排水口へ戻す、外した部品をそのままにする判断は避け、見える油脂と沈殿物を容器へ回収してから、排水の流れと部品の位置を確認しましょう。
詰まりや逆流が気になる場合は、日々の予防と応急対応も確認しておくと動きやすくなります。「グリストラップが逆流・詰まったときの応急処置!排水管が塞がる原因と日々の詰まり予防策」

油脂を長期間放置すると、槽の内壁や隔板に厚くこびりつきます。
油脂が厚く固着して手作業では除去できない場合は、無理をせず専門業者に相談しましょう。一度で削り切ろうとすると負担が大きくなるため、こそぎ取りと洗浄補助を分けて進めると無理が出にくくなります。
自社清掃で追いつかない場合は、業者委託との費用対効果も比較しておくと判断しやすくなります。「グリストラップ清掃は業者に頼むべき?自社清掃との費用対効果(コスト)徹底比較」

グリストラップの臭いは、油脂や食品残さ、汚泥の腐敗によって発生します。
清掃しても強い下水臭が続く場合は、排水管の詰まり、排水トラップの不具合、設備の破損なども考えられます。清掃回数だけでなく、フタや排水トラップの状態も見直しましょう。
臭いが清掃後も残る場合は、原因の切り分けを確認しておくと、設備側の見直しにも進みやすくなります。「グリストラップが臭う原因と対策!厨房・客席に漂う悪臭を根本から解決する消臭方法」

グリストラップは厨房排水を受け止める設備のため、営業を続ければ再び汚れます。
汚れの蓄積を遅らせるには、グリストラップだけでなく、油脂が流れ込む前の対策も重要です。清掃後すぐに汚れる場合は、洗う前の油の拭き取りや食品残さの流入を見直すと、槽内へ入る油脂量を減らしやすくなります。

油脂が厚くこびりついたグリストラップは、ひしゃくやヘラ、ブラシだけで清掃すると時間がかかります。
そこで、頑固な油汚れの清掃を効率化したい店舗で活用できるのが、動植物系の油脂汚れに使える粉末洗浄剤の「洗浄剤ド!真ん中」です。
「洗浄剤ド!真ん中」は、動植物系の油脂汚れに向いた粉末洗浄剤です。物理的なごみや極度の汚泥まで自動でなくすものではないため、手作業での回収と組み合わせて使います。
油脂や汚泥を回収しやすくする
槽内の動植物系油脂汚れに洗浄剤を作用させ、回収しやすい状態へ近づけます。物理的なごみや極度の汚泥は、ひしゃくやヘラでの回収が必要です。
清掃時間を短縮しやすい
油脂や汚泥が回収しやすい状態になれば、長時間こすったり、厚い油汚れを力任せに削ったりする作業を減らしやすくなります。
臭いの原因となる汚れを除去しやすい
油脂や汚泥を適切に回収することで、グリストラップ内に残る汚れを減らし、厨房の臭い対策にもつながります。
定期清掃の負担を抑えやすい
汚れが大量に蓄積する前に清掃補助として活用することで、1回の清掃にかかる時間や体力的な負担を抑えやすくなります。清掃時間を短くしたい場合も、先に回収できる食品残さや固形物を取り除いてから洗浄補助を使うと、作業の目的がぶれにくくなります。
基本的な使用手順は、次のとおりです。
重要なのは、洗浄剤を投入して終わりではなく、洗浄によって浮き上がった汚泥や油脂分を回収することです。特に、長年にわたって汚れが蓄積している場合は、この回収工程が重要になります。使用液を作る前に必要量と作業範囲を確認しておくと、余りや作業漏れを減らせます。
投入して終わりではありません。洗浄剤は油脂汚れを落としやすくする補助として使い、浮いてきた油脂や汚泥をひしゃくなどで回収するところまでを作業範囲にします。食品残さや固形物は、先に物理的に取り除いてください。
洗浄剤ド!真ん中で、動植物系の油脂汚れを落としやすくしたうえで、物理的なごみや極度の汚泥は、ひしゃくやヘラで取り除いてください。
洗剤の種類や安全性で迷う場合は、洗剤選びの基準も見ておくと使い分けしやすくなります。「グリストラップ洗剤の正しい選び方!苛性ソーダの危険性と安全に油を落とす方法」

洗浄剤を使用している場合でも、バスケットの回収は必要です。日常清掃と定期清掃を組み合わせて管理しましょう。
「汚れたら誰かが掃除する」というルールでは、清掃が後回しになりやすくなります。
担当者、時間、作業範囲をシフト表や清掃マニュアルに明記しましょう。忙しい曜日に作業が偏らないよう、作業時間も一緒に割り振ると続けやすくなります。
清掃道具を探すところから始めると、作業が面倒になり、清掃が先送りされやすくなります。
ひしゃく、ブラシ、ヘラ、ゴム手袋、回収容器、「洗浄剤ド!真ん中」などを一か所にまとめ、必要なときにすぐ取り出せる状態にしておきましょう。定位置は「置ける場所」より「取り出しやすい場所」で決め、濡れた道具を乾かせる位置も考えておくと運用しやすくなります。
清掃日、担当者、回収した汚れの量、異臭や詰まりの有無を記録すると、清掃の抜け漏れを防止できます。
汚れの量を記録しておけば、自店舗に合った清掃頻度も判断しやすくなります。チェックリストは細かくしすぎず、まずは汚れ量、臭い、排水状態、使用条件の4点から始めると運用しやすくなります。
記録表には、日時、担当者、バスケット量、浮上油脂量、沈殿物量、臭い、排水状態、使用製品名、使用量、液温、接触時間、保護具、回収方法、異常の有無を入れておくと、次回の頻度調整に使いやすくなります。
グリストラップ清掃は、口頭だけでは伝えにくい作業です。
写真付きの手順書やチェックリストを厨房内に用意し、使用する道具、回収物の処分方法、部品の戻し方まで統一しましょう。新人向けには、部品の戻し方を写真で残しておくと伝わりやすくなります。
清掃ルールは細かく作りすぎると続きません。まずは担当者、実施時間、汚れ量、臭い、排水状態、使用条件の4点を固定し、道具は取り出しやすく乾かしやすい場所へまとめます。新人向けには、部品の戻し方だけでも写真で残しておくと、口頭説明の抜けを減らせます。
グリストラップ清掃は、飲食店の衛生環境と排水設備を守るために欠かせない作業です。
汚れを長期間ためてから一度に清掃するのではなく、食品残さ、浮上油脂、沈殿物をそれぞれ適切な頻度で回収することで、1回あたりの作業負担を減らせます。
清掃をラクにする一番の方法は、汚れをため込まないことです。
日常清掃を仕組み化したうえで、頑固な油汚れが気になるときは「洗浄剤ド!真ん中」を清掃補助として活用し、厨房スタッフの作業時間と負担を減らしていきましょう。
グリストラップの頑固な油汚れや清掃負担にお困りの飲食店オーナー・店長の方は、粉末洗浄剤「洗浄剤ド!真ん中」をご検討ください。
洗浄剤だけで十分とはいえません。バスケット内の食品残さは回収する作業が必要です。
洗浄剤ド!真ん中は、動植物系の油脂汚れに向いた粉末洗浄剤です。一方で、機械油や焦げ、物理的なごみ、極度の汚泥まで自動で落とすものではありません。
洗浄剤ド!真ん中は、40~50℃程度のお湯に溶かして使うと性能を引き出しやすくなります。グリストラップ清掃では、容量に合わせた量をお湯約5Lに溶かす使い方を案内しています。実際の使用量は容量や希釈表を確認してください。
グリストラップ清掃では汚れや液はねもあるため、作業内容に合わせて手袋や保護メガネを用意しておくと安心です。
シンクや排水口へ流さず、自治体の基準や契約している処理業者の条件に従って処理してください。店舗や地域で扱いが変わるため、迷う場合は事前確認が必要です。
次回の清掃で見直すなら、まず「回収する汚れ」と「洗浄剤で補助する汚れ」を分けて記録するところから始めるのが現実的です。使用量や液温、安全装備まで同じ表に残すと、作業のばらつきを減らしやすくなります。